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Bridging The Gapの秘話

1980年にシカゴでキャリアをスタートさせ、ジャネット・ジャクソンのRhythm Nation、グラミーを受賞したチャカ・カーンのThe Woman I Amなど数多くのメガヒットを手掛けたプロデューサー/ミックス・エンジニア、Goh Hotoda。

Studio GO and NOKKOのエントランスに飾られたゴールドディスクの数々

1990年のマドンナのVOGUEではハウス・ミュージックの基盤を作り、その後も、デヴィッド・サンボーン、デュラン・デュラン、ビョーク、マーカス・ミラー、プリンス、坂本龍一、宇多田ヒカルといったトップ・アーティストの作品を数多く手掛けるHotoda氏は、1991年にデビッド・ギャムソン(元Scritti Polittiのキーボード奏者)とタッグを組んでロジャーのラスト・ソロアルバム、Bridging The Gapのミックスを担当。その大変貴重な制作秘話を独占インタビュー。


ロジャーとの出会い

ロジャーとの出会いはロサンゼルスのレコード・プラント・スタジオでした。Bridging The Gapのプロデュースを担当したギャムソンからのオファーでミックスを手掛けることになったのですが、ギャムソンとはロジャーと仕事をする前にグラミーを受賞したチャカ・カーンのThe Woman I Amで一緒に大成を共にしたり、その他にも彼のプロデュースしたアーティストのミックスを数多く手掛けてきました。

当時の思い出を振り返りながらBridging The Gapを試聴するGoh氏

ロジャーのソロアルバムBridging The Gapでは、ギャムソンがプロデュースしたGet Up、Take Me Back、You Should Be Mine、Emotions、Break Throughのミックスを手掛けました。僕がニューヨークからロサンゼルスのレコード・プラント・スタジオに呼ばれた時点では数曲しかミックスできる状態ではなく、ギャムソンのスタジオで録音、レコード・プラント・スタジオでダビング、そしてミックスの同時進行で約4週間ロサンゼルスに滞在したと思います。

鮮麗されたロジャーの誕生

録音は、Neumann U 87、SSL 4000、レコーダーにはStuderを使用しました。トラックには、ギャムソンが所有するMinimoog、Studio Electronics SE-1、Oberheime Expanderなどアナログ機材が多かったですね。ドラムはAkai MPC60で、シーケンサーはMacintoshにMOTU Performerがインストールされていました。ピアノにはKorgのM1。その他にWavestationなど当時のダンス・ミュージックの機材群でしたね。あと特別なのがARPのString Ensemble。所々でその独特なサウンドが聴けると思います。

ギャムソンのスタジオとレコード・プラント・スタジオはそんなに離れていなかったんですよ。だから、ロジャーが自分でトラックを録音するって言ってギャムソンのスタジオへ行き、その録音したトラックをレコード・プラント・スタジオに持ってきてマスターへコピーしての繰り返しでした。僕はミックスで呼ばれたのですが、トークボックスの録音も何度か手伝いました。でもね、ロジャーって演奏、録音、ミックスまで全部自分でやると言うか、やろうとするんですよ。だから、録音のセットアップだけしてあげました。

実際に使用したアウトボード群

トークボックスのトラックは生声の方が大きく収録されているケースもありましたが、基本的にはSSL 4000のコンプレッサー、ゲート、EQで処理を施しました。もちろんローはカットしてね。その後、今でも愛用しているデジタル・ディレイ/ハーモナイザーのAMS DMX 15-80S、デジタル・ディレイのLexicon PCM-42、ダイナミック・デジタル・ディレイのTC Electronic TC 2290、ディメンションのRoland SDD320などで仕上げています。僕がミックスした曲で、リバーブでもなくディレイでもない、でも何となくステレオっぽいと感じる場合にはすべてこれらの機材ですね。セッティングも当時のままかも知れないです(笑)


More Bounce to the Ounceの進化

ファンク・チューンのYou Should Be Mineは、More Bounce to the Ounceの現代版を狙って作った曲なんです。クラビもギターも全部ロジャーが演奏して、トークボックスの特徴的なフェーザー処理にはMu-TronのBi-Phaseを使いましたね。ギャムソンは元々ロジャーの大ファンで、More Bounce to the OunceのマルチからハイハットとクラップのトラックをAkaiのサンプラーでサンプリングして、You Should Be Mineにミックスして使いました。当時は、この様に一部を抜き出して別の曲で使うことが当たり前の様に多かったですね。

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