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トークボックス・ストーリー

トークボックスへの興味が芽生えた日については今でもよく覚えている。まだ子供だった頃、車の後部座席に座って、ポータブルCDプレーヤーで2パックの1996年の最高傑作ダブルディスク・アルバム『オール・アイズ・オン・ミー(All Eyez on Me)』の『California Love(remix)(featuring Dr. Dre And Roger Troutman)』を聴いていたね。

ロジャー・トラウトマンがトークボックスで歌うコーラスも素晴らしいけれど、何よりも自分を夢中にしたのはトラック最後のソロ。ビートがブレイクしてからロジャーの声だけが響き渡り、彼のヒット曲の一部が引用されている部分。そこを何度も繰り返し聴いたね。当時、トークボックスが何なのか知らなかったけど、「ボコーダー」という言葉はミュージシャンの間で聞いたことがあって、そのボコーダーで作ったサウンドだと思っていたよ。ロジャーがマイクに声を吹き込んで、キーボードでああいうサウンドを作っているところをイメージしていたけど全くの間違いだった!

その数年後に、『California Love』はボコーダーではなくトークボックスが使用されているということを知って、トークボックスについて学んで習得したくなってね。だからザップ&ロジャーのレコードを大量に購入し、Guitar Centerに行ってRocktron Bansheeも購入し、興奮して自宅に持ち帰ったよ。

トークボックスをプレイするJ3PO

それで、やっとロジャーの様なサウンドが出せる!と思ったね。パッケージを開けて、初めてトライしたら、すっかり弱気になってしまった..。簡単そうに見えるけどトークボックスは本当に難しい!あっという間に諦めてしまい、トークボックスはクローゼットの奥に追いやってしまった。

それから数年経って、ザップ&ロジャーのグレイテスト・ヒッツをiPhoneにダウンロードして改めて聴いてみたんだ。そうしたら、『More Bounce To The Ounce』を初めて聴いたときの感動を思い出し、子供の頃よりもずっと強く夢中になってしまったのさ。クローゼットからBansheeを探し出し、演奏方法をマスターしなければと自分に言い聞かせて、半年間毎日練習したね。

自分が何を言っているのか人には理解されないだろうなと思いながら練習していたけど、ある日ふと思いついて、iPhoneで練習風景のビデオを撮ってみることにしたのさ。そのビデオを見ると、何を言っているのかきちんと理解することができたんだ!それは興奮だったね。そして、ウェブでいろいろ検索していたら、トークボックスのスキルを次のレベルにもたらすための情報が網羅されているGF WORKSのウェブサイトにたどり着いたんだ。


トークボックス・システムについて

現在は、Yamaha DX100とビンテージのGolden Throat II、GF WORKSチューブホルダー、アンプにCrate Power Blockを使用している。この構成を選んだのは、クラシックなシステムのひとつだから。アルバムのボーカルはすべて、Neumann TLM49を通したこのシステムでレコーディングしているよ。アルバムでは一貫したサウンドでレコーディングするために、このクラシックなシステムだけでプレイしたけど、最近Prophet 6を手に入れたばかりだから、これでトークボックスをプレイするのもとても楽しい。アルバム制作が終わったから、別のセットアップもトライしてみたいし、またいろいろと実験してみるタイミングかもね!

J3POのトークボックスシステム

トークボックス・システム:

  • キーボード:DX100
  • トークボックス:Golden Throat II、GF WORKSチューブホルダー
  • パワーアンプ:Crate Power Block

サウンド・メイキング

DX100でシンプルなノコギリ波を使用して、エンベロープ・ジェネレーターで非常に急なアタックとリリースにしている。サウンドが堅すぎる場合には、Crate Power BlockのEQで調整したりね。DX100での音色プログラミングは少し難しいかな。フィルターがないから、サウンドのシェイピングを行うカットオフもない。全てをFM合成で行わなければならず、思った以上に難しくて時間もかかるね。

ProphetやMoogなどの減算合成ならば、ローパス・フィルターのカットオフを好みに合わせて操作できるし、波形を簡単に変更することもできる。それでも、DX100のアルゴリズムとそのデジタル/アナログ変換には、全てのトークボクサーが愛する不思議な何かがあると感じている。それはトークボックスらしいサウンド。2パックの『California Love』でロジャーが歌うフックにある、あの音がね。

J3POスタジオ


GF WORKSサイトへのコメント

数年前、トークボックスに関する情報を探していてGF WORKSのウェブサイトにたどり着いた。インターネット上にこのような優れた情報源があるのは非常にありがたいね。ウェブにはそれほど情報がないからさ。さっそくGF WORKSのチューブホルダーも入手して活用し始めたし、近々カスタムのトークボックスを作る予定でそれも楽しみ。もちろん、GF WORKSチューブホルダーもそのシステムにも組み込むつもりさ。トークボックスに興味がある人には、必ずGF WORKSのウェブサイトを紹介するようにしているよ!


最近の活動

アルバム『The 90s EP』をリリースしたばかりさ。90年代のポップ・チューン6作品のコレクションで、ブリトニー・スピアーズの『ベイビー・ワン・モア・タイム(Baby One More Time)』、バックストリート・ボーイズの『アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ(I Want It That Way)』、映画『タイタニック』のテーマ曲『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン(My Heart Will Go On)』などを収録している。このアルバムのコンセプトは、自分が子供の頃にヒットし、誰もがバブルガム・ポップ・ソングだと思っていた(にもかかわらず大ヒットした)曲を取り上げ、複雑なジャズっぽいハーモニーと現代の制作技法を組み合わせ、新たな光を当てた作品だね。

THE 90S EP

トークボックス・プロジェクトに加えて、プロデューサー業もメインになりつつあるね。最高に楽しい。EDM、ヒップホップ、バブルガム・ポップ、ストリングスのアレンジ、ジャズ・レコードのプロデュースと、内容に関係なくスタジオにいるのがお気に入り。完全にスタジオの虫と化しているね。トークボックス・プロジェクトでは、自分が好きな音楽や作品のあらゆるものを網羅していきたいと思っているよ。


J3POについて :
J3PO aka Julian Pollackは、ブルックリンを拠点に活動するトークボックス・ボーカリスト、プロデューサー、オーディオ・エンジニア。
公式サイト www.j3po.net
Facebook www.facebook.com/J3POMUSIC/
写真 : Emily Hoerdemann

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